Sumi Channel

サクソフォン&エアロフォン奏者。 Saxophone and Aerophone Player. Living in Strasbourg - France.

須川展也さんのマスタークラスを終えて

須川展也さんのマスタークラスを終えて

サックス奏者・須川展也さんとArno Bornkampが、私の留学先にやってきた!!!٩( ‘ω’ )و

この2018年度、世界で活躍するサックス奏者を招いてのマスタークラスがほぼ3ヶ月に一回のペースで行われるという、我が音楽院サックス科にとってのスーパーイヤーなのです。

ヴァンソン・ダビッドに始まりヨナタン・ラウテオラ、そして今回のお二人、来月は原博巳さんにbeatbox saxでお馴染みのDerek brown・・・と、ワクテカが止まりません・・・!!!

今回は朝から昼にかけてマスタークラス、夜はお二人とピアニスト・小柳美奈子さんのトリオ『Armino』のコンサート。

ヤマハの関係者の方々も起こしで、試奏スペースもありました。

私はマスタークラスと同時に、日本語ーフランス語の通訳も任されていたので、そちらもドキドキでした・・・

午前中私は、Quatuor AVENAで今勉強しているピエルネの「民謡風ロンドの主題による序奏と変奏」で、Arnoのマスタークラスを受講。

終始楽しく、時間が過ぎるのがあっという間でした。あんな美しいビブラートは1000年たってもできないだろう・・・と思ってしまうほど、心を震わせるビブラートを間近で聴くことができて幸せでした・・・(´⊙ω⊙`)




そして午後一番に須川さんのマスタークラス。

私が演奏したのは、イタリア人の作曲家モリネッリの「ニューヨークからの四つの絵」から1楽章と4楽章を・・・・・エアロフォンオーケストラと一緒に。

今年の私のコンセプトは「オケマンの友達が少なくても、オーケストラをバックにソロ演奏ができる。そう、エアロフォンの多重録音を使えばね。(Apple調で)」です。

「こんな機械音でオーケストラを名乗るなんて!」と言われたらどうしようとヒヤヒヤしましたが、興味津々に聴いていただけたようです・・・( ;∀;)

45分間のマスタークラスでは技術的なことはあまり話題にせず、『音楽家として今後生き残っていくにはどのようにアプローチしていけばいいか』についてお話ししてくださいました。

このような時代だからこそ、アナログな楽器の音楽電子音楽の関係性をもっと追求していくべきかもしれない・・・

誰かの二番煎じになってはいけない。まだ誰も聴いたことのない自分にしか思いつけないアイデアを確立してこそ、先駆者になれる。

と言った事でした。

「電子楽器やスクリーンなどを使った新しい音楽は革新的だし、電子楽器オーケストラもなかなかおもしろい。このストラスブール音楽院は試験で照明・PAなどの機材が使えたりと、日本の試験と違っておもしろいアイディアを実行するのにとてもいい環境なので、ぜひこの環境を利用してもっと独創的な今のスタイルを確立して行ってほしい!」

とおっしゃってくださいました。

確かにこちらの環境は、何か新しい事をするのに理解がとても深いように感じます。出る杭は打たれるどころか、みんな新しいものが大好きで、伝統的な事をするよりも何かみたこともないような体験をする事に喜びを感じるといった印象があります。

フィリップ先生も、私が提案する無茶なアイディアも「おもしろい!」といつも受け取ってくださり、改めて自分の置かれている環境に感謝してもっと頑張ろうと思えました。

夜のコンサートは、休憩なしで1時間半。
前日まで違う国でコンサートをしていたというのに、朝昼マスタークラスで夜はコンサートというハードスケジュールにもかかわらずそれを感じさせないパワフルさ。
美しい音色で、耳垢が一掃されました・・・(´⊙ω⊙`)

最後はみんなで一緒に乾杯。
貴重な体験ができ、耳も頭も心もホクホクな1日でした。




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